当院の施術テクニック

1. 筋膜リリース

筋膜とは一つ一つの筋肉を包んでいる膜です。筋肉の外側にも内側にも、筋膜は繋がりあって全身にネットワークを形成し身体を支えています。

その筋膜に緊張が生じると、骨格バランスに歪みが生じたり、関節の可動域が制限されたり、痛みが発生します。

筋膜の一部を優しくずらしたり、プレッシャーをかけると筋膜全体が反応し、その持続圧を保つと自発的開放(リリース)が始まります。それにより、神経や血管組織への負荷や筋硬縮が起こした骨格の変位が 正しいアライメントに戻ります。

Japanese Remedial Massage

2. 操体法

操体法とは医師 橋本敬三先生が創始された技術です。身体を気持ちよく動かすことで、身体の歪みが改善され病気も治っていくという自然の法則に基づいています。

施術を受ける方の「気持ちいい」という感覚に沿って施術を行ないますので、痛みやいやな感覚が伴う動きはやりません。「気持ちよさ」「味わっていたい感じ」を伴う動きをしていき、 その快適な感覚を味わってるだけで、必要に応じて骨格バランスが自然と矯正されます。

3. 呼吸法・気の流れ調整

昔から呼吸の重要性は認識されていて、様々な呼吸法が存在します。一度、呼吸法を実践してみると、自然と普段の自分の呼吸を確認するようになり、深い呼吸が自然と身に つきます。

深い呼吸は、自律神経が整うので心身共にリラックスする効果があります。さらに、体のツボ(丹田、涌泉、労宮、百会など)に意識を集めながら呼吸をする事により、滞った気の流れを調整することができます。

施術の効果

Japanese Remedial MassageJapanese Remedial Massage

骨盤、股関節が開き過ぎているのが、施術後に改善されています。

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右股関節の痛みで股関節が開かなかったのが、施術後に改善されています。

当院の施術

当院の施術では、まず背骨、骨盤、腹部の状態から、身体の不調の原因を読み取ります。1つ1つの背骨は、それぞれ各内臓器官と密接に関連しているので、内臓の状態を 確認することができます。また、肩甲骨、鎖骨、肋骨の状態から、呼吸の状態を確認します。

身体のどこかに痛み、不快感を伴う場合は、心理的な問題が関係している事も多く、たいがい身体が硬直し弾力が無く、呼吸が浅くなっています。

施術では、痛みを感じない程度の圧で深部にアプローチし、深い呼吸を導きます。 その深い呼吸は、肋骨、胸骨、鎖骨を動かし、連動して各背骨から骨盤まで動かします。それにより動きの悪い背骨、骨盤を緩め、弾力のある身体へと導きます。

また、心理的問題や内臓の不調は、腹部に異常(硬結)が現れるので、腹部調整を行い内臓を活性化します。

施術の重点ポイント

1. 背骨、骨盤の弾力性

人間の背骨、骨盤は、本来ならきれいなS字のカーブを描き、一つひとつが弾力を持って動きます。それが何らかの原因で椎骨の可動性が悪くなると、神経の伝達に影響を及ぼし、末端の働き(内臓器官、筋肉、手足の感覚など)が鈍ったり弱まったりします。 可動性の悪い椎骨の周辺の筋は、緊張・弛緩しておりその中に硬結がみられます。施術では、その硬結に指を当てることにより、 深い呼吸を導き、周辺の筋を緩め、椎骨、骨盤が本来もつ可動性を取り戻します。

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頸椎1,2番 脳の血行

3番 鼻

4番 耳

5,6番 咽頭部

6,7番 腕

7番 迷走神経張力増加

胸椎1,2番 気管、粘膜、血行、腕

2番 胃、肝臓

3番 肺

4番 食道、肝臓、肺、心臓

5番 耳、汗、体温調節、胃の噴門部収縮

6番 小内臓神経、胃の脈管運動

7番 脾臓、消化器、リンパ系

8番 膵臓、脾臓、肋膜、リンパ系

8~10番 胃の拡張反射

9番 肝臓、胆嚢、大動脈拡張

10番 腎臓、視力

11,12番 小腸、卵巣、睾丸

腰椎1番 性器、頭

2番 性器、大腸、盲腸

3番 性器、血行、腎臓

4番 卵巣、睾丸

5番 膀胱

2. 深い呼吸

深い呼吸では、横隔膜が大きく上下に動きます。横隔膜の上方に心臓と肺があり、腹腔面で肝臓、胃、脾臓、腎臓および副腎が接しています。そのため深い呼吸では、横隔膜の 上下運動と腹圧の増減により、呼吸のたびに内臓が動き刺激されるので、胃腸をはじめ内臓の血行を促がす効果があり、内臓の動きが活発になります。

深い呼吸での横隔膜、内臓の動き

3. 腹部調整

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腹部には、体の健康状態がよく現れます。特にみぞおち、側腹、下丹田、左右肋骨下にはよく現れます。健康な身体のお腹は、みぞおち(図の5番)が緩んでいて、 下丹田(図の6番)に弾力があり、とてもエネルギーに満ちています。心身に問題が生じると、腹部に張り・硬結・力が抜けている・冷たい箇所等が現れます。

側腹 1,2・・・腰痛全般の急所。ぎっくり腰の時は、側腹を緩めると治りが早いです。骨盤の可動性が悪い時も硬くなります。

痢症活点 3・・・中毒の急所。エネルギーの集中・分散のバランスが崩れているときに硬くなります。たとえば、食事によって体内に取り込むエネルギーの方が、運動等によって 使われるエネルギーより多く、余剰エネルギー(自家中毒の状態)となっている場合。また、薬の取りすぎ等も。

感情抑圧点 4・・・精神的ストレスにより硬くなります。

みぞおち 5・・・頭に緊張があると硬くなり、呼吸を浅くします。

下丹田 6・・・心身の状態がわかる場所で、弾力があると気が満ちている状態です。ストレス等で自律神経が乱れると下丹田の力が抜けた状態になります。

施術のあと

動きの悪かった箇所が改善され、身体のバランスが調整されます。

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骨盤、股関節が開き過ぎているのが、施術後に改善されています。

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右股関節の痛みで股関節が開かなかったのが、施術後に改善されています。

施術後は、体があたたかくなったり軽く感じたり、呼吸が以前よりすーっと入ってきたり等の変化が見られます。

場合によっては、施術後、身体がだるく感じることがあります。これは、発汗、発熱、痛み、下痢などによって体内に長く留まっていた毒素が排泄される反応によるものです。 1、2日続く事もありますが、排出が済めばスッキリした感覚になります。

また、自宅で行える呼吸法、動きの悪い個所を改善する体操等を指導するので、それらを普段から行うことにより、体質・姿勢の改善につながります。

急性の痛みがある場合は、最初の3回を間隔をあけないで来院される事をお勧めしています。週1回か2回ぐらいの間隔です。

慢性症状の方には、最初の3回を週に1回か、2週に1回ぐらいの間隔をお勧めします。

メンテナンスでご来院の方は、月1回で来られる方が多いです。

※施術は、主に痛みを感じない程度の圧で行います。骨をボキボキ矯正することはしません。

※筋肉を揉みほぐす施術は殆ど行わないので、予めご了承ください。